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雲南省瑞麗市住民 封鎖のストレスでナイフを持って外出

瑞麗市で男性が両手にナイフを持って街に立っている(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国雲南省瑞麗市は11日の時点で、封鎖されてからすでに2週間を経た。中国公式メディア12日の報道によると、11日0時から24時まで、雲南省で新たに2名の感染者が確認され、いずれも瑞麗市3回目の全員PCR検査で検出された。11日24時まで、雲南省では90名が確認され、無症状感染者は39名であった。

 ネットユーザーが投稿した動画には、11日夜、瑞麗市で男性が両手にナイフを持って街に立っている姿が映っている。封鎖されたため、自宅で隔離されたストレスに耐えられなくなり、外出して封鎖を突破しようとした。その結果、すぐに数10人の武装警察に囲まれ、殴られて倒された。

 瑞麗市のネットユーザーが投稿したコメント。

 「解除しないともうダメだ」

 「隔離されて12日目だ、いつ解除されるのか分らない。ネット上では頑張れとか応援の声で和やかな光景があふれているかもしないが、現実はそうではない」

 「私は瑞麗市に仕事で来ていて、ただのアルバイトなのに、政府が何の手配もしてくれないので、ホテルにいわゆる『自宅』隔離されている。宿泊費は無料か?政府が食料を提供してくれているのか?いいえ、それは感染者と接触のあった人に限った話で、近くのホテルに私と同じ状況の人ばかりで、半月分の給料はすべて食料と宿泊費に使ってしまった。未だに正常に出勤して働けないんだよ!」

(翻訳・藍彧)

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