吉林省松原扶余市の省道514号線で大規模な交通事故が発生した。(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国で10月1日からの大型連休中に交通事故が多発した。吉林省、遼寧省、甘粛省で3件重大な交通事故が発生し、計26人が死亡、19人が負傷した。

 中国メディアの報道によると、10月5日午前5時45分、甘粛省定西市岷県西江鎮の住民が大型トラックを運転して農業貿易市場に突っ込んだという。通行人5人が即死し、多数の負傷者が出ており、そのうち1人は救助後に死亡した。これまでに6人が死亡、17人が負傷、うち5人が重傷を負った。

 10月4日夕方17時ごろ、遼寧省鉄嶺市の交差点で、トウモロコシを積んだ大型セミトラートレーラーが赤信号無視して走り、側面から走ってきた黒色の乗用車と衝突した後、さらに信号待ちの大型トラック2台に衝突した。事故現場では、乗用車に乗っていた2人が即死し、運転手が負傷したが命に別状はないという。

 同日午前5時41分、吉林省松原扶余市の省道514号線で大規模な交通事故が発生し、18人が死亡、1人が負傷した。事故当時、小型ジープが前に走っている農業用四輪のトラクターに追突した後、対向車線に入り、対向車線から来たジープ車と衝突した。

 詳しい情報はまだ調査中。

(翻訳・藍彧)