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 10月2日、米移民局(USCIS)は、共産党員が米国の移民申請やグリーンカード取得を禁止する条例を正式に施行した。2カ月以上前から同法案が講じられていたが、米政府による詳細は発表されていなかった。

 USCISは金曜日、共産党や他の極権政党、あるいは関連組織に所属している場合、米国での移民案件を受け入れてもらえない理由になると発表した。

(米移民局ウェブページのスクリーンショット)

 同局によると、共産党や他の極権政党に所属するのは米国の帰化宣誓と相容せず、「米国の憲法と法律の支持と防衛」を保証できないとしている。

 USCISは、特別に免除されない限り、いかなる共産党員も米国への移民は許されないと示した。USCISの政策マニュアルは新たな内容を追加し、連邦法に基いて受理できない理由を裁定するのに役に立つ。

 この法案は中国共産党党員が米国でグリーンカードや移民を申請することを禁止しているものである。

 米メディア「ニューヨーク・タイムズ」は今年7月中旬、米政府が中国共産党党員の米国入国拒否に関連した措置を検討していると情報筋のコメントを引用して報じた。今週の金曜日、トランプ大統領が新型コロナウイルス陽性と診断されて入院した当日に、米政府は同法案を発表した。

 「ボイス・オブ・アメリカ」が以前報じたところによると、7月に中国共産党党員の禁止令が明るみに出た後、Googleでは「脱党」という言葉が瞬く間にホット検索になったという。

 中国共産党政権が今年発表したデータによると、現在登録されている中国共産党党員数は9191.4万人であるという。

(翻訳・藍彧)