(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 先日、韓国のスターバックスでクラスター(集団感染)が発生し、韓国を震撼させた。新型コロナウイルス(中共ウイルス)に感染した30歳の女性が、友人との待ち合わせにスターバックスに来たところ、2時間以内に店内の客27人に感染したことが明らかになった。

 外国メディアによると、事件当日、お持ち帰りのコーヒーを取りに来た客が10分で感染したという。

 また別の小学生は、店内のトイレを利用しただけで彼女とすれ違い、たった5分の間に感染されたそうだ。

 女性はスターバックスの二階にいたが、27人の客に迅速に感染した原因は、感染した女性がエアコンの真下で、階段の近くに座っていたため、ウイルスがエアコンを通して2階に拡散したことにある。

 また、店の窓が開けられないため店内の換気が悪く、女性がマスクをせずに2時間話したことも一因である。

 さらに深刻なのは、27人の感染が確認された客や感染源となった女性は、スターバックスを出て、さらに多くの人々に感染し、現在のところ、スターバックス付近で感染された56人が確認された。

 現在、同スターバックスは閉店した。

 事件後、韓国防疫局は女性の唾液にあるウイルスの濃度が一般感染者よりもはるかに高いことを明らかにした。同女性を「韓国のウイルス女王」と呼ぶメディアもいた。

 しかし、中には、感染されたかった人もいた。

 報道によると、この女性は1階でコーヒーを買っていた時、マスクをしていたため、一階の客には感染していなかった。その後、彼女は2階に行ってマスクを外し、コーヒーを飲みながらおしゃべりしたため、飛沫にあるウイルスが2階のお客さん全員に感染した。しかし、2階で働いていたスターバックスの従業員1人はマスクと手袋を着用していたため、感染しなかったという。

(翻訳・藍彧)