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 8月12日正午から、北京市政府は今年一番の大雨を迎え、同時に6つの警報を発令した。

 12日正午から北京市は南から北にかけて豪雨が相次いで発生し、局地的には激しい豪雨が降っていた。豪雨は強い風に伴って、最大の風は8級(17.2 -20.7m/s)に達し、局地的には11級(28.5 -32.6m/s)にも達した。北京当局によると、12日午後2時、市内の平均降水量は3.8ミリ、都市部の平均降水量は4.4ミリ、最大降水量は56.2ミリとなっている。黄色(注1)の暴風雨警報、黄色の地質災害気象危険警報、山津波災害警報、青色洪水警報、黄色の雷警報、青色風注意報の6つの警報が発令されている。

 首都空港の公式ツイッターによると、首都空港は終日861便を予定しており、8月12日午後3時まで、少なくとも183便が欠航しているという。

 現在(12日)、北京市は191の観光地区を閉鎖し、192のバス路線を運休させている。北京市洪水対策本部は、外出を減らし、山や観光地、川辺などの危険な場所を避けるよう促した。

 気象庁の報告によると、12日の夕方18時から22時にかけて雨が最も激しく、13日の朝5時までに、北京市では9、10級の強風が発生し、局地的には11級以上に達したという。

注1:中国の警戒信号のレベルは、一般的に気象災害がもたらす危害の程度、緊急度、展開状況に応じて、Ⅳ(一般)、Ⅲ(軽度)、Ⅱ(重度)、Ⅰ(特に重度)の4段階に分けられ、青、黄、オレンジ、赤の順に表示される。

【翻訳編集】Visiontimesjp News