ロシアの法輪功学習者たち(イメージ:NTDTVスクリーンショット)

 ロシアの法輪功団体今年3月に「過激派」と提訴され、ロシア連邦のハカス共和国最高裁判所の裁判官は8月4日に同提訴を却下した。

 ロシア連邦のハカス共和国検察は今年3月、最高裁判所に現地の法輪功団体を「過激派」として提訴した。裁判所は3ヶ月に及ぶ取り調べの後、8月4日、法輪功団体を「過激派」と認定することを却下した。

 宗教学の哲学博士イワネンコは次のように述べた。法輪大法は人に真・善・忍を教え、人の道徳を向上させる修練法である。

 弁護士のフロロフ氏は次のように表明した。法輪功学習者が過激主義と関連していると告発するのは荒唐無稽であり、根本的には信じられない。ハカス共和国最高裁判所の判決もこれを証明している。

 法輪功は長年ロシアで活動しているが、2001年にロシアが中国共産党と「友好協力条約」を締結してから、ロシア当局は法輪功に対し中国共産党に寄り添う態度を示すようになった。

(翻訳・柳生和樹)