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 中国中央テレビの報道によると、8月3日の夜6時に、遼寧省瀋陽市の住宅高層ビルが稲妻に直撃された。強い光が現れてから大量な火花が散り、その様子はまるで「火の龍」のようだ。当局は死傷者はいないと伝えており、電力会社も高圧線の損傷はなく、電力供給は正常であると述べた。
 
 記事掲載までに、ウェイボーでは「瀋陽集中豪雨の中高層ビルに『火の龍』が落ちる」というラベルで、1,586.3万人の注目を集め、7505人が議論した。
 
 ネットユーザーは「怖すぎる」、「雷の神か」、「マジでビビった」、「稲妻に火花がついている」、「なんてこと… 2020には、数え切れないほどの衝撃的な現実があった」、「ぱっと見、空間の裂け目が開いたように見える」、「怖いわ、2020年は大変だ」「今年は…命を守る年だ…安全に気をつけてください!」、「黄金の龍が空から降りた、真の皇帝が現れるはずだ!」などとコメントした。

 現地ではまだ激しい雨が続いており、気象庁は3日の夕方から「暴雨オレンジ警報(注)」、「雷と強風オレンジ警報」、「雹オレンジ警報」を出し続けていいる。当日夜、強い雷雨だけでなく、11級(28.5-32.6m/s )を超える強風に雹を伴う恐れがある。

注:中国の警戒信号のレベルは、一般的に気象災害がもたらす危害の程度、緊急度、展開状況に応じて、Ⅳ(一般)、Ⅲ(軽度)、Ⅱ(重度)、Ⅰ(特に重度)の4段階に分けられ、青、黄、オレンジ、赤の順に表示される。

(看中國記者・黎小葵/翻訳・北条)