滁河の堤防が爆破された(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国の澎湃新聞によると、安徽省滁河(じょが)の水位が急速に上昇し、当局は当該流域の住民と都市の安全を守るために放水することを決断した。19日未明2時49分と3時27分に2回の爆破の後、滁河の堤防に2か所が開き、河水が放水指定区域に流れ込んだ。当局によると今回の放水で滁河の水位は70ミリぐらい下がることになるという。

爆破の映像:

 19日未明、ネットユーザーの投稿によると、北京市から九江市までの鉄路「京九鉄路」を守るため、当局は江西省永修県に新しく区域を指定し放水することを決めた。家が浸水されたことに対し、当地住民は不満を露わにした。

江省省の放流映像:

https://twitter.com/qingshanlan/status/1284515976814432256?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1284515976814432256%7Ctwgr%5E&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.aboluowang.com%2F2020%2F0719%2F1479108.html

 中国複数のメディアによると、中国の主要な河川、長江、黄河、淮河と新安江はすべて放水に踏み切った。中国の最大なプロジェクト三峡ダムはとっくに全力で放水している。ネットに上がっているビデオから、7月19日10時10分から三峡ダムは6つの非常ゲートを開いて放水し、下流はたちまち大荒れとなっているのが見えます。

各地の放水映像:

三峡ダムの放水映像:

(看中国記者・黎宜明/翻訳・北条)