2018年4月19日、神韻国際芸術団による東京都文京シビックホールでの3日間4公演はすべて満席の中、完璧な踊りと音楽を提供し、観衆に震撼を与えた。4月21日、栃木県の宇都宮市文化会館で2回の公演が行われ、市民の方々は地元に神韻が地元に来たことに感激している様子だった。この後、埼玉、名古屋、西宮、京都へと公演は続いていく。

神韻の音楽

神韻の魅力は舞台の古典舞踊だけではない。中国5千年の文化と歴史に由来するオリジナル楽曲は、表現する古典舞踊に合わせて綿密に制作されている。舞台本番ではステージ下のオーケストラピットで神韻交響楽団が、観衆を異なる時空、世界の旅へと案内する。

神韻交響楽団が有する大きな特徴として、フルオーケストラ(西洋の金管・木管楽器など)を基盤とする旋律を中国の琵琶や二胡(東洋の伝統楽器)が主旋律としてリードしていることが挙げられる。

この異なる体系の音楽の融合は、過去において成功した例はなく、歴史上初めて現れた黄金の旋律である。声楽家についても、採用されているベルカント唱法は神韻交響楽団でしか聞くことができない高度な歌唱法だ。

不動産会社取締役「踊りのクオリティーは世界一」

丸幸不動産取締役 江口晴美さん、2018年4月19日東京都文京シビックホール(撮影:廣田寛光/看中国)

「中国古代の世界観に惹かれて毎年鑑賞しています。冒頭のエンペラーにひざまずくシーンが大好きです。踊りのクオリティーは世界一だと思います」と話すのは、東京の丸幸不動産取締役の江口晴美さん。

演目の中で、法輪功学習者が共産党に弾圧されながらも毅然とした態度でいる姿を見た彼女は「見習いたいと思います。私もそうなりたい」と語った。

DNA研究者「善悪応報を理解した」

DNA研究者 高木成幸氏、2018年4月19日東京都文京シビックホール(撮影:廣田寛光/看中国)

「インターネットの宣伝を見てあまりにも素晴らしいと思って来ましたが、想像以上でした」と語るのはDNA研究者の高木幸氏

高木氏は、演目の中に含まれている内包を読み取り、正しい選択をすれば良い報いがあり、悪い選択をすれば悪の報いがあることを理解したと述べた。

地元の病院長「天国からやって来て、ここで頑張ってまた天国に戻るのだ」という部分に教えられた

栃木県で内科病院(循環器専門医)を営む鈴木高明院長、2018年4月21日栃木県文化会館(撮影:廣田寛光/看中国)

栃木県で病院経営をしている鈴木高明院長は、公演終了後のインタビューに対し「天国からやって来て、ここで頑張ってまた天国に戻るのだという部分に一番教えられました」「音楽が好きで二胡を弾きます。音楽だけではなく様々な要素があって素晴らしかったです。エネルギーを感じました。来年もまた来たいです」と感動した様子で語った。

高木氏は最後に「勇気を与えられました。今の中国にはないものがあります。帰ってから余韻に浸りたいです」と述べた。

旅館経営者娘「前向きにくじけないでやっていけば光が差すのだと思いました」

日光で旅館(白根荘)を代々家族で経営している高橋康子さん、2018年4月21日栃木県文化会館(撮影:廣田寛光/看中国)

「夜、パソコンで調べ物をしている時に、神韻の美しい動画を見ました。調べ物を忘れて何回も何回も見ました」と感動した様子で説明してくれたのは日光で旅館を家族で経営している高橋康子さん。

「大災難のシーンで日本の大震災を思いました。前向きにくじけないでやって行けば光が差すのだと思いました」と高橋さんは最後のシーンについて語った。

(田 作驕)