(イメージ:YouTubeスクリーンショット)

 5月27日、香港で「国家安全法」と中国国歌への侮辱行為を禁止する「国歌条例案」に反発して、各地で市民らの抗議デモが起きました。

 中国全人代で審議している「国家安全法」への反発も強まっていて、昨日(27日)、1000人以上の市民がデモに参加しました。香港当局は、約3500人の警察官を動員し、ペッパー弾を撃つなどして、デモ隊を排除しました。そういう中で、27日午後9時ごろ、ある市民が街の中で雑物を焼却する途中、何回も爆発が発生し、大量の煙が噴出しました。香港警察は市民らの抗議デモに対し、違法集会だとしてデモ参加者300人以上を逮捕しました。

 香港で実施する「国家安全法」に対し、米国のマイク・ポンペオ国務長官は27日、香港は高度な自治を維持できておらず、もはや米国が認めてきた貿易や投資における優遇特権を続けるに値しないと発表しました。

 一方、米国のトランプ大統領は、香港への「国家安全法」の導入を目指す中国への対応について「強力なもの」と説明し、今週中に発表することを明らかにしました。

 中国で28日に、全人代が最終日を迎え、午後4時に始まる全人代の閉幕式で、香港での取締りを強化する「国家安全法」を導入する方針が採択されました。