2018年4月17日、神韻芸術団の日本公演が東京の文京シビックホールで開幕した。東京公演のチケットは予約の段階で完売しており、客席は埋め尽くされ、神韻の純粋な舞台芸術を見るため各界のエリートたちも鑑賞した。2時間の舞台の中で観客は、中国の帝国の歴史と古代より伝わる伝説の黄金時代を見渡すタイムトンネルに足を踏み入れた。

五千年の文明が蘇る

神韻公演は、中国五千年の文明と、仁義・善良さ・忠実さなどの道徳観から捜索のテーマを得ている。古代中国は「神州と呼ばれ、深遠な神伝文化を誇った。しかし残念なことに、この輝かしい文化は、現代になってひどく破壊されてしまった。2006年、正当な中国伝統文化を復興させるため、世界トップクラスのアーティストが立ち上がり、ニューヨークで神韻芸術団を結成させた。神韻芸術団は純粋な伝統芸術を蘇らせるとともに、新たな創意工夫により生命力を吹き込んでいる。

日本の起業家は美しさを称賛

芸能プロダクションCEO(アウトラン4891)柴内 一英氏は、友人に紹介され、今回初めて神韻を鑑賞した。演目の中で特に印象深かった内容について「『妖怪を退治する孫悟空』が最も面白かったです。『西遊記』は日本の人たちに馴染みがあり、楽しく観ることができました』。また「佛像を彫るシーンも良かったですね。中国で公演できないことは残念に思います。本土でもできるようになればいいと思います」と感想を述べた。

芸能プロダクション アウトラン4871の柴内 一秀CEO(写真:廣田 寛光/看中国)

会社役員(CFO)の高橋氏は「全体的に非常に良い雰囲気です。音楽が洗練されていて、踊りと融合していました」「心が洗われました。このような踊りは初めて見ました。友人や親戚にも紹介したいです」

高橋夫妻へのインタビュー(写真:廣田 寛光/看中国)

天上世界からの知らせを伝える踊りの優雅な魅力

インテリアデザイナーの西木さんは初めて神韻を鑑賞した印象について、「踊りも音楽も芸術的で素晴らしい、皆さんの技量に驚きました。5千年の神伝文化と日本人が佛を信じている部分は通じるものがあると思います」「中国で起こっている迫害について初めて知りました。文化大革命を少し知っている程度ですが、中国で公演できないことを理解できません。昔からの良いものをなくしてしまうのは分からないことです」と感想を述べた。

インテリアデザイナーの西木氏(写真:廣田 寛光/看中国
東京の池袋で占い師をやっている叶 ここさん(写真:廣田 寛光/看中国)

占い師の叶 ここさんは、友人からの紹介で初めて神韻を鑑賞した。感想を聞かれると「物語に深いメッセージが込められているのが分かりました。宇宙の中の神々とエネルギーが地上に降りて神話になるシーンが印象的でした」と述べた。また、踊りや音楽について、技術や統一感が素晴らしく感じ、特に『空飛ぶハンカチの花』の演目でハンカチを回すシーンが深い印象を彼女に与えた。衣装についても生地や透け感、天上世界の衣装が幻想的で心に響いたとコメントを続けた。中国でこの公演できないことについて、「日本や他の国から声が上がって、最終的に本土でもできるようになればいいと思います」と述べた。

(田 作驕)