中国海軍の075強襲揚陸艦で火災が発生した(イメージ:YouTubeスクリーンショット)

 今年に入り中国本土では貿易会社、工場などの場所で、大型火災が頻発している。米中の貿易戦争に加え、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の影響で海外からのオーダーが激減したことも経済及び政治に大打撃を与えている。

 4月11日、上海滬東中華造船工場にて中国海軍の075強襲揚陸艦で火災が発生した。軍艦は2019年9月25日から稼働し始め、今回の火事の影響で整備中となっている。専門家によると075強襲揚陸艦の性能は、総排水量が36,000トン、ヘリコプター28機搭載可能で、台湾攻略を念頭において装備した軍艦であるという見方もある。

 4月11日、中国証券最大手「中信証券会社」ビルで火災が発生した。「中信証券」は中国国務院系列の中国中信グループ(CITIC)傘下にある。中信証券の責任者は投資家らの書類などを隠滅し、すでに逃走したもよう。

 4月10日、中国・湖北省黄岡市黄州区のカラオケビルで火災発生。

 4月10日中国・浙江省柯橋区安昌鎮曙光路にある大型鉱山機械製造工場の倉庫に火災が発生。

 また4月11日に広州のある貿易工場、4月11日には河北省廊坊市香河県にある家具工場に火災が発生した。

 4月12日に遼寧省のある大型養鶏場に火災が発生。火災原因は調査中だ。

 中国義烏にある最大規模の物流貿易港である浙江省義烏港では、海外との取引がほぼゼロの状態になり、中には人の影も見えないほどだ。4月10日、中国・山東省青島市山東路付近の地下鉄8号線の施工現場で火災が発生した。火災原因は調査中だ。