SARS-CoV-2ウイルス表面のスパイクは示された(イメージ:看中国/Vision Times Japan)

 中国で発生した武漢肺炎(新型コロナウイルス感染症)は、現在既に100以上の国に拡散した。多くの人はこの新型コロナウイルスが実験室で作ったものだと指摘した。元イラン大統領マフムード・アフマディネジャードは3月10日ツイッターで「全世界の人々は良く知っている、武漢肺炎ウイルスは実験室で作ったものだ」と語った。

元イラン大統領マフムード・アフマディネジャードのツイッター(イメージ:ツイッターのスクリーンショット)

 最近、中国科学院の元研究者(仮名:屈伸子)は武漢肺炎ウイルスがキラーナノロボット(killer nanorobot)の特徴を持っているとコメントした。以下は中国語の文章の和訳だ。

キラーナノロボット

 キラーナノロボットとは、ナノ材料で作られ、人体の細胞を殺すマイクロロボットである。機械材料(金属)で作られたロボットは人体に入りづらいため、生体分子(核酸、タンパク質、多糖類など)はナノロボットの作製に最適である。

 ナノロボットの研究分野で、一般的に認められる意見がある。それは、「ナノロボットは自己複製が出来れば、それは実質上ウイルスである」というものだ。

 様々のウイルスに対する研究が深まる現代でも、真新しいウイルスを設計するのはかなり困難だが、キラーナノロボットの基準でウイルスを改造するのは、キラーナノロボットを作製するにあたって一番の近道である。

 キラーナノロボットの特徴は主に以下の4つである。
1.人体に入りやすい
2.人体に入るときに気づかれにくい
3.人体の細胞を殺し、人を死亡させられる
4.人を殺してから、人体から離れられる、あるいは自己破壊(証拠隠滅)が出来る

新型コロナウイルスはキラーナノロボットの特徴を有する

 武漢肺炎ウイルス(SARS-CoV-2ウイルス)は、接触感染、飛沫感染、空気感染や経口感染(糞口感染)など、様々の経路で人を感染させるため、キラーナノロボットの1番目特徴を満たす。

 武漢肺炎ウイルスの潜伏期間は最大数十日もの長期間に及ぶため、人は感染しても、過去の数十日のいつに感染したことを判断するのは難しい。また現在、血液検査をしても、ウイルスポジティブ率は50%にも達していないため、このウイルスは強いステルス性を持っており、キラーナノロボットの2番目特徴を満たす。

 SARS-CoV-2ウイルスの毒性は紛れもなく、キラーナノロボットの3番目特徴を満たす。

 近頃、感染者の便の中から発見したSARS-CoV-2ウイルスは、このウイルスの設計は完璧ではない(感染者の肺から発見できる)が、人体から離れられることを証明でき、キラーナノロボットの4番目特徴を満たすともいえる。中国共産党の党首の言う通り、このウイルスは4月の暖かい気温によって死滅すれば、このウイルスはキラーナノロボットの4番目特徴をも満たせる。

 以上の分析により、SARS-CoV-2ウイルスは、キラーナノロボットの基準で作製された人工ウイルスだと十分言える。

SARS-CoV-2ウイルスの作製プロセスの一説

 これより、SARS-CoV-2ウイルスの作製プロセスの一説を推論してみる。

 中国科学院・武漢ウイルス学研究所の石正麗(シー・ヂォンリー)研究員は、コウモリコロナウイルス分野の専門家である。石研究員が雲南省から採集したコウモリコロナウイルスの中に、中国共産党の軍隊の欲しいウイルスがなかったという可能性が高い。当時の中国科学院・武漢ウイルス学研究所は、ウイルス改造の技術を持ち合わせていないため、石研究員はアメリカの研究者と共同作業をし、嵌合体ウイルスを作製した。当論文発表後すぐ、この研究の意義がピア専門家によって疑問視されていた。無論、学術的観点から、この研究は全く意義がないほか、大きなリスクをもたらしたが、キラーナノロボットの製作の観点からは、この研究は必須の一歩である。

 上記の研究の中で、石研究員はコウモリコロナウイルスのS蛋白をSARSウイルスに挿入した。このような技術を習得した後、SARS-CoV-2ウイルスを作製する時に、逆にSARSウイルスのS蛋白をコウモリコロナウイルスに挿入した。SARSウイルスのS蛋白は要件を満たしていないが、S蛋白にある受容体ACE2蛋白と結合する4つの主要アミノ酸は置き換えられた。また、補助結合領域に3つのHIV短セグメントを挿入し、ウイルスの感染力を上昇させ、肺の細胞以外の組織や器官を感染させることが出来るようにしたと推測できる。

 

SARS-CoV-2ウイルス表面のスパイクたんぱく質(Sたんぱく質)の立体構造(Sたんぱく質の立体構造はミシガン大学医学部Zhang Labに予測された)(イメージ:看中国/Vision Times Japan)

 

(翻訳編集・常夏)

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