国際連合は2023年4月24日、4月末までにインドが中国を抜いて世界で最も人口の多い国になると発表しました。世界の人口ランキングで中国が2位に転落したことは1950年以来初めてです。中国共産党はここ10年、公式プロパガンダでしばしばインドとの比較を用いてきました。インドの独立と中華人民共和国の建国がほぼ同時期であること、両国とも人口が多いが、経済発展には大きな差があることなどを利用し、共産党の権威主義体制の優位性を示してきました。