中国河北省石家荘市で3日未明、マグニチュード4.3の地震が発生し、震源の深さは10キロであった。(ネット写真)

 中国河北省石家荘市で3日未明、マグニチュード4.3の地震が発生し、震源の深さは10キロであった。

 当局が地震災害レベル5の緊急対応を発動した。石家荘市は北京から南に280キロメートルの場所に位置しており、この地震は北京の多くの地域でも揺れが感じられ、北京鉄道局は一部の鉄道路線を一時的に閉鎖したほどであった。

 また、天津で2日、マグニチュード2.2の地震が発生した。天津と北京の距離は約120キロメートル。

 2週間後に中国共産党第20期全国代表大会(第20回党大会)が開催される北京にとって、2回の地震はいずれも北京から遠くない場所で発生し、北京自体も地震帯にあるため、北京当局がパニックに陥った可能性があると分析する人がいた。

 北京鉄道の公式ウェイボーの発表によると、3日午後6時頃、鉄道当局が石家荘の地震による鉄道設備への影響がないことを確認し、一時的に閉鎖していた路線が再開し、運行が回復したという。

(翻訳・吉原木子)