(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 中国共産党は10月1日に北京において、中国共産党政権建立70周年記念の軍事パレードを行った。中国のネットユーザーはウィチャットで、「パレードは見所がない」との一言で、逮捕された。

 台湾の『三立新聞』によると、中国共産党政権建立記念日に際してウェイボーに様々な共産党を賞賛する言論で溢れていたが、「24k純金」というネットユーザーは違う意見を持っていた。当時彼はチャットグループで友人と『私と私の祖国』という映画の話をしていた。友人の軍事パレードは規模が大きくてすごいとの発言に対し、「たかが歩行や戦車だろうか、どこにも見所ないじゃないか」と返した。

 この時、グループ内の他の人が「発言に気をつけろ」と注意したが、グループの誰かが告発し、翌日「24k純金」は逮捕された。警察によると、軍事パレードに対し、「適切でない」言論を何度も発し、軍人を「侮辱した」ため、法律に従って7日間監禁となる。

 海外のネットユーザーはこれに対し、「(中国)大陸には言論の自由がない」、私たちが中国にいたら、「80パーセントの人が逮捕されていただろう」、「告発だなんて、怖すぎる」、「中国にいたら謹慎な発言が基本、いつ告発されるかわからないから」などとこぼした。

(翻訳・北条)