中国軍は実弾演習で、魚の死骸が海岸に多く散乱している。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国軍は4日から、台湾周辺6カ所での実弾軍事演習で、弾道ミサイルを計16発発射し、さらにロケット弾を16発発射した。ネットユーザーは4日、ある地域の海岸で魚の死骸が多く散乱しているのを目撃した。

 中国公式メディアの報道によると、4日正午から、中国軍東部戦区の陸軍部隊が台湾海峡で長距離射撃訓練を行い、台湾海峡東部の特定地域に対する精密打撃を実施し、期待通りの成果を上げたという。

 台湾中央通訊社によると、台湾国防部は4日17時30分、中国共産党が13時56分から16時まで、台湾北部、南部、東部の周辺海域に東風シリーズの弾道ミサイル計11発を発射したと公表した。

 日本防衛省は4日、中国軍が同日午後3時から4時ごろにかけて、内陸から台湾に向けてミサイル9発を発射し、5発が日本の排他的経済水域(EEZ)に着弾、うち4発が台湾上空を飛行したことを確認したと発表した。

 ネットユーザーはウェイボー(微博)で投稿し、ペロシ氏が去り、中国軍はミサイルによる魚の爆撃を始めたと揶揄した。魚を吹き飛ばすだけでなく、多くの魚に命中し、魚の死骸が海岸に多く散乱している。ネットユーザーが撮影した動画では、浜辺に積まれた魚の死骸の様子が映っている。

(翻訳・藍彧)