浙江省寧波市奉化区の翡翠湾埠頭で17日12時33分ごろ、下流における11級の強風に見舞われ、埠頭に停泊していた遊漁船1隻が横転し、16人が海に転落し、うち7人が死亡したという。(ツイッター動画のスクリーンショット)

 中国浙江省寧波市奉化区翡翠湾の埠頭で17日正午、停泊中の遊漁船が突然、11級(28.5~32.6m/s)の強風に見舞われ、16人が海に転落した。この事故でこれまでに7人が亡くなっている。

 中国の公式メディアによると、浙江省寧波市奉化区の翡翠湾埠頭で17日12時33分ごろ、下流における11級の強風に見舞われ、埠頭に停泊していた遊漁船1隻が横転し、16人が海に転落し、うち7人が死亡したという。

 また、浙江省湖州市長興県(ながきょうけん)は17日11時、今年の浙江省の大規模な干ばつ防止のために、人工降雨を行った。12時30分、安吉県気象局は人工降雨ロケット8発を発射、その後、麗水市遂昌県、杭州市淳安県、寧波市寧海県などで相次いで人工降雨を行ない、13カ所で計22回、114発の人工降雨ロケットを発射した。

 地元のネットユーザーは、遊漁船が停泊している奉化区翡翠湾埠頭の所在地である栖鳳村でも人工降雨が行われたと明らかにした。

 ネットユーザーは人工降雨がこの事故を引き起こしたと推定している。

 地元のネットユーザーによると、当時の栖鳳村の事故現場では雨風が激しかったという。当時、船には子どもやお年寄りなど多くの家族が乗っていたという。

(翻訳・藍彧)