法輪功学習者(写真撮影:看中国/丹丹)

 法輪功学習者は8日、世界法輪大法デーを記念するため、横浜で盛大なパレードを行った。

 法輪功の創始者・李洪志氏の誕生日である5月13日は、多くの国で「世界法輪大法デー」に制定されている。毎年5月になると、世界各国の法輪功学習者は盛大なお祝い活動を開催する。

 8日正午、法輪功学習者はパレード出発前に、神奈川県横浜市の桜木町駅前広場で短い集会を行なった。中国の人権状況に関心を寄せている議員たちが発言し、信仰を守る法輪功学習者を称賛し、法輪功学習者に対する残忍な迫害を行う中国共産党を批判した。

 午後1時半頃、桜木町駅前広場から出発し、横浜の繁華街を練り歩いた。行列の先頭には、紺色のユニフォームを着た数十人の「天国楽団」のメンバーがいて、「法輪大法は素晴らしい」や「法輪聖王」などの曲を演奏していた。そのうしろに、さまざまな横断幕を掲げている行列が続いた。横断幕には「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍」、「江沢民を刑事告発」、「中国共産党にノーを言えよ」、「中国共産党≠中国」、「中国共産党から脱退した3億9千万人を応援」、「臓器狩りを止めよう」などが書かれていた。パレードには、法輪功の功法デモンストレーションチームや中国北部の太鼓チームも参加した。

「天国楽団」(写真撮影:看中国/玉竹)
パレードの行列(写真撮影:看中国/玉竹)
パレードの行列(写真撮影:看中国/玉竹)

 日本に長年住んでいるカナダ人のジャクソン(Jackson)氏は、歩道橋でパレードを撮影した後、取材に応じた。同氏は、法輪功学習者が信仰を放棄しないだけで、中国共産党に迫害されていることをニュースで知り、それは不当なことで、法輪功が提唱する「真・善・忍」は非常に素晴らしく、とても気に入っていると記者に語った。

 パレードは多くの通行人を惹きつけ、立ち止まって見物していた。奥さんと娘さんと一緒にパレードを見たインド人のヴィス(Vis)さんは、記者に「何のイベントですか?」と聞いた。法輪功学習者のパレードだと知ったヴィス氏は、法輪功の真・善・忍は素晴らしく、人類にとって必要不可欠なことで、法輪功の創始者の誕生日を心からお祝いを申し上げると述べた。

インド人のヴィス(Vis)さんの家族(写真撮影:看中国/黎宜明)

 横浜市在住の江原さんは、「法輪功のことはある程度知っているので、この機会に法輪功の創始者の誕生日をお祝いしたい」と述べた。

横浜市在住の江原さん(写真撮影:看中国/黎宜明)

 あるショッピングモール前の通りで、2人の中国人留学生がスマホでパレードを撮影し続けていた。留学生の一人である時さんは、日本で聞いて知った法輪功に関する状況は、中国で中国共産党から受けたプロパガンダとは全く異なり、中国共産党に非常に反感を持っていると語った。

注:法輪大法は、法輪功とも呼ばれ、世界中で数千万の人々が愛好する気功修煉法です。法輪大法は佛家に根ざしており、本を読み、法を学び己を高めること、ゆったりとした動作と坐禅で煉功を行うことの、二つの要素からなります。法輪大法は、日々の修煉を通じて心性の向上を促します。良くない心や執着心を取り除き、宇宙の根本的特性である「真、善、忍」に自らを合わせるように努めます。(https://ja.falundafa.org/より)

(文:看中国/黎宜明、動画撮影:看中国/丹丹)