(ツイッター動画のスクリーンショット)

 上海の感染拡大が収束していない中、25日、暴風雨と雹に見舞われた。一時は厚い暗雲が街を覆い尽くし、まるで世界の終わりのようだ。

 このような異常気象にもかかわらず、上海市民も毎日のPCR検査から逃れられない様子を、ネットユーザーが動画で撮影していた。

 公式メディアの報道によると、25日16時ごろ、強い雷雲の影響で、上海のほとんどの地域では7級~9級、局所的に10級~11級の嵐と雷雨が発生し、そのうち松江観測所では最大の突風が30.1メートル/秒(11級)で、金山朱涇鎮では短時間の雹が降ったとのこと。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、暴風雨が襲ってくる前に、空低く黒々とした暗雲が、上海の上空を急速に覆い、まるで世界が終焉を迎えるかのように、昼間は一瞬にして夜になった。金山地区で雹が降った。隔離施設内は雨漏りした。検疫用テントは強風でひっくり返り、地面に転がっていた。

 ネットユーザーは、上海市民が激しい暴風雨の中でも、屋外で行列を作ってPCR検査を受けなければならなかったことを明らかにする動画を撮影した。動画の中で、撮影した男性は、「上海市民たちの惨めさを見ろ。こんなに雨が降っているのに、屋外でPCR検査をやっている。本当に犬にも及ばないのだ!」と怒りながら叫んだ。

(翻訳・藍彧)