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 欧州連合(EU)は、中国からのアルミニウムホイルに追加関税を課すと、22日付の公式ジャーナルで発表した。

 EU執行委員会は、中国の生産者が過剰かつ不公平な補助金を受けているというEU生産者からの苦情を受けて調査を行い、中国がアルミニウムホイルを重要分野と位置づけ、産業促進のために市場を干渉していると明らかにした。

 国家補助は、優遇融資、輸出信用保険、補助金、免税、及び政府が土地使用権や電力を市場価格より安く提供するなどが含まれている。

 同調査によると、EUのアルミニウムホイルの市場における中国のシェアは、2017年の18%から2019年の24%に増加し、平均価格は落下している。

 中国は世界一のアルミニウムホイルの輸出国であり、近年は生産過剰で、対外的にダンピングされている。中国からアルミニウムホイルが大量に輸出されているため、米国、メキシコなどはアンチダンピング(AD)税を課している。

(翻訳・徳永木里子)