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 フェイスブックは2日、ロナルド・リーガン氏やエイミー・コニー・バレット氏の物語を伝える保守的な児童書出版社Heroes of Liberty(ヒーローズ・オブ・リバティ)のアカウントを「永久にブロック」したと発表。同出版社は大手テックとの関係を断つことを決意した。

 「ヒーローズ・オブ・リバティー」は、ロナルド・リーガン元大統領、エイミー・コニー・バレット最高裁判事、社会理論家トーマス・ソーウェル氏の物語に関する書籍を出版した後に、フェイスブックは「低品質または破壊的なコンテンツ」に対する規則に違反したとして、同社のフェイスブックのアカウントを2021年12月23日にブロックした。同社が不服を訴えたところ、永久的にブロックされた。

 同社の編集者兼取締役であるベサニー・マンデル氏は2日、フォックスニュースのインタビューで、最初の本を発売する4カ月前にフェイスブックに投資し始め、マーケティング予算のほとんどをフェイスブックに投じていたが、今は資金もデータも無くなったと述べた。「マーケティングは原点に戻り、資金も財政難に陥っている」

 「我々は政治家ではない。我々の仕事は、子どもたちが楽しみながら人生の価値を学べるような、偉大に関する感動的な物語を作ることだ。これらの物語は、9割のアメリカ人が守っているアメリカの価値観を讃えているので、これらの児童書を排除することは、保守派に反対する問題だけではなく、アメリカに反対することになる」と、ベサニー・マンデル氏は強調した。

 同社は、フェイスブックの広告アカウントで、書籍の宣伝・販売を行っていた。2021年11月23日から12月23日までの1カ月間に、68本の広告を掲載した。この期間中、95.2%の広告がフェイスブックの品質評価で「平均」または「平均以上」と評価された。

 フェイスブックの広告プラットフォームを失ったことで、同社は大きな損失を被ることになったが、マンデル氏は、同出版社が「人気になり、数万冊もの本を販売し、多くのアメリカ人が現在の左翼的な児童文学に代わる健全なものを探していることを知った」と語った。
「私たちはこれ以上大手テックに頼ってビジネスを構築する冒険はしない。検閲に妨害されない家庭と一対一のつながりを確立する講読モデルを構築する。」

(翻訳・徳永木里子)