中国河南省の複数の地域で11月29日未明、未確認物体が夜空を横切り、突然爆発してまばゆい白い光を放ち、夜空と眠っている大地を照らし、巨大な爆発音を発した。この光景は、河南省の駐馬店市（ちゅうばてんし）、漯河市（らがし）、南陽市（なんようし）などで見られた。
地元メディアの報道によると、11月29日午前2時6分、河南省の多くの地域の監視カメラに、唐河地区に落下した隕石（いんせき）と思われる物体が通過し、夜空を急に明るく照らした様子がとらえられた。夜中に大きな音がしたという人もいた。河南省女性児童活動センターのプラネタリウム館の館長は、今回のような明るさは火球（流星の中でも特に明るいもの）である可能性が高いと述べた。
カメラがとらえた動画では、河南省の夜空に白い光が流れ、地面に落ちる瞬間に突然爆発し、夜空と大地を一瞬にして昼間のように照らし、まばゆい閃光（せんこう）を放つとともに、大きな音を立てて落下する様子が映っている。
（翻訳・徳永木里子）