ドリュー・ファーガソン米下院議員(U.S. House Office of Photography, Public domain, via Wikimedia Commons)

 米下院の共和党員3人は3日、米紙『ブライトバート・ニュース』の独占取材で、共和党が2日のバージニア州知事選などで圧勝した後、バイデン大統領の「より良い復興」法案は「死んだ」と述べた。

 バイデン大統領は、民主党が院内多数党であることに頼り、インフラ投資法案とより良い復興法案が両党で可決することを期待しているが、今回の知事選はバイデン大統領の法案を否定するものだと共和党員らは述べた。

 より多くのアメリカ人がバイデン大統領の提案に反対するにつれ、共和党員は、民主党が議会で2つの法案を可決させることはますます不可能になっていると主張した。

 ジョージア州のドリュー・ファーガソン下院議員は、2日の州知事選は「大きな政府の社会主義に対する強い抵抗だ」と強調した。

 フロリダ州下院で共和党の首席副党首を務めるカット・キャマック下院議員は、2日の選挙は、バイデン大統領の「より良い復興」法案が死んだことを証明し、民主党内部にも打撃を与えたとし、「多くの民主党議員が引退するだろう。民主党の核心グループが大きな変化を見せるだろう」と述べた。

(翻訳編集・吉原木子)