スペインのクンブレビエハ活火山が50年ぶりに噴火している。(@abiansangilのツイッターより)

 スペインのリゾート地であるカナリア諸島のラパルマ島で、現地時間19日午後火山が噴火した。クンブレビエハ活火山が50年ぶりに噴火して、複数の亀裂から溶岩が大量に流出し、5000人が避難を余儀なくされた。

 ラパルマ島当局は、19日昼には噴火の可能性を察知し、午後3時15分から火山付近の村の住民及び家畜を撤退させた。午後5時頃、火山の噴火が始まり、高さ数百メートルの溶岩が噴出し、山体の斜面5か所の亀裂からゆっくりと流れ出し、少なくとも3つの溶岩流になって、住宅地と林地を経て、西南方向の海岸に向かって流れていた。

 カナリア諸島火山研究所のデータによると、溶岩は時速700メートルの速度で移動し、温度が1000℃近くある。

 スペインテレビは、火山噴火の数日前、現地ではマグニチュード4.2の地震が発生したと報じた。これは過去8日間で観測された1000回以上の地震において、マグニチュードが最も大きい地震だった。現在、スペイン警察と警備隊はヘリコプターと200名以上の救助隊員を派遣し、救助活動に取り組んでいる。

 カナリア諸島州知事のアンヘル・ビクトル・トーレス氏は当日夜、当局は5000人以上の地元住民と観光客を非難させ、死傷者はまだ出ていないと述べた。旅行者を含め現地は人口約8万人。

 ラパルマ島はカナリア諸島で火山活動が最も活発な区域の一つであり、過去1週間で2.2万回の地震が発生するなど、非常に活発な活動をしている。クンブレビエハ活火山は20世紀に入ってから1949年と1971年の2回噴火した。

(翻訳・北条)