中国・浙江省杭州市の工事現場では6日、長さ約10メートル、厚さ約0.5メートルの筒状の物体が落下し、通行中のバスとトラックに当たった。現地住民によると、2人の運転手が負傷し、トラックの運転手は重体になっているという。

 地元メディアの報道によると、6日午後4時頃、杭州市の鳳起東路と5号港路の交差点で、物体が落下し、バスとトラックに当たった。当てられたのは537番バスであり、当時は乗客が乗っておらず、バス運転手は負傷して病院に搬送された。

 「バス運転手は消防隊が到着する前に救出され、救急車に送られた。トラックの運転手は重体のようで、消防隊が到着してから救出するまでに時間がかかった」と工事現場の従業員が語った。バスは鳳起東路を東から西へ、トラックは西から東へ走行中に事故が発生した。

 ネットユーザーが投稿した動画には、道路脇の工事現場から厚さ約0.5メートルの長い筒状の物体が落ちてきて、青いバスの前部と赤いトラックの前部に当たった様子が映っている。バスの前部は完全に変形し、トラックの前部はぺしゃんこになった。筒状の物体も曲がって変形した。

(翻訳・徳永木里子)