タリバンの報道官はTwitterアカウントで活発にタリバンの戦闘情報を投稿している一方、トランプ氏は依然として禁止されています。

 この対応に対して、米共和党所属の連邦下院議員のマディソン・コーソーン議員は16日、「タリバンの報道官はツイッターをやっているのに、元大統領がやっていないのはなぜか?米国に拠点を置くビッグテック企業は一体誰の味方なのか?」とツイートし疑問を投げかけました。

 タリバンの広報担当ザビフラ・ムジャヒド氏は自分のアカウントで「アフガニスタン・イスラム首長国のスポークスマン・ザビフラ・ムジャヒドの公式Twitterアカウントである」とツイートし、タリバンがアフガンの首都や大統領府などを掌握すると、その情報を流してマスコミ関係者の関心を引きました。さらにタリバンがアフガンを「アフガニスタン・イスラム首長国」とまもなく命名するとツイートしました。

 『Daily Mail』の報道によると、タリバンのムジャヒド報道官は2017年にツイッターを始め、現在に至っています。

 アフガンを脱出していない米国人がまだいるようです。17日、WSJ紙、NYT紙、ワシントン・ポスト紙の責任者が連名でバイデン氏に救援を求めました。3社によるとアフガン首都にあるカブール空港の民間使用区に避難し脱出できていない3社の記者やその家族などの関係者204人がまだいるそうです。

 台湾のアップルデイリーの18日付の報道によると、タリバン戦闘員がカブール空港周辺で民衆の脱出を阻止するため、銃や刃物、棒などを持って警戒しており、戦闘員が銃を水鉄砲のように脱出する群衆に向けて威嚇射撃し犠牲者を出したと報じました。

(新時代Newsより転載)