オーストリアのセバスティアン・クルツ前首相は2日、中道右派与党・国民党の党首を含むすべてのポストを辞任し、政界を引退すると表明した。クルツ氏は10月、汚職疑惑を受けて首相を辞任した。欧州の若手政治家の代表格だったクルツ氏だが、弱冠35歳で政界を去ることになった。