鶴壁市の隣の新郷市の酷い状況(ツイッター動画のスクリーンショット)

 河南省鶴壁市浚県傅庄村を流れる長さ8キロの衛河の傅庄堤が傾き始め、決壊の恐れが出てきました。

 決壊すれば、浚県の中心部は完全に水没する恐れがあるため、現地の住民が総出で、28日から必死に補強作業をしています。 救命衣の着用から、緊迫した状況がうかがえます。同県郊外はすでに冠水しました。

 現地メディアの報道によると、河南省で連日暴雨が降り続け、さらに上流のダムの放流により、傅庄村を通る衛河の水位が、28日昼にはすでに40㎝上昇し、30日夜になると、傅庄堤が傾き始めました。400人余りの村民が総出で、応援者と共に傅庄堤の補強作業をし続けています。24日、同県の白寺坡地域は衛河などの増水により、 ダムの放流があったため、すでに冠水しました。

(新時代Newsより転載)