(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 昨年の大統領選で、アリゾナ州マリコパ郡で投票された投票用紙について、アリゾナ州上院から再監査を依頼された「Cyber Ninjas」のダグ・ローガン(Doug Logan)CEOは15日、同州上院で行われた公聴会で、マリコパ郡は7万4000以上多く票を計上した疑いがあると証言しました。当時、バイデン氏は同州でわずか1万457票リードして勝ちました。

 米「National File」の15日付の記事によると、 ローガンCEOは同公聴会で、監査チームにより、マリコパ郡でカウントされた7万4243枚の郵便投票が、「有権者に送付された明確な記録がない」とし、カウントの過程で郵便投票の検証基準がゼロにまで低下していたと明かしました。

 監査チームの発表では、適切な用紙に印刷されていない投票用紙も数えられていたといいます。

 マリコパ郡の確認基準が低下した原因について、ローガンCEOは「ある宣誓供述書には、私たちは、あまりにも多くの郵送投票用紙を受け取ったため、時間の経過とともに基準が下がったとある。当初、署名の比較に20ポイントあったのが、後に10ポイント、5ポイントと段々と下げていき、最終的には、すべての郵便投票用紙を通すように言われたと書き記されていた」と明かし、郵便投票の量が増えるにつれ、投票用紙の確認基準が大幅に下がった見方を示しました。

 今回の結果発表について、選挙の専門家 Jovan Pulitzer 氏によると、今回発表された内容は、これから始まるメインコースの前菜に過ぎないといいます。

 公聴会での証言を受け、アリゾナ州のウェンディ・ロジャース(Wendy Rogers)上院議員は、新たな選挙を行うよう州に要求しました。

 現在もマリコパ郡が提供を拒否している証拠の郵便投票の画像について、アリゾナ州の元州務長官の ケン・ベネット氏は提出を再要求することを提言しています。

(新時代Newsより転載)