山西省陽城県東冶鎮、蟒河(ぼうが)鎮は10日から11日にかけて、水文水質データベース史上最大の豪雨に見舞われた。豪雨で山津波が発生し、蟒河観光地のホテルや農家で避暑をしていた700以上の観光客が深刻な被害を受けた。

 地元メディアの報道によると、山西省陽城県東冶鎮と蟒河鎮は10日18時から11日15時まで、1956年に記録開始以来、史上最大の短時間豪雨に見舞われたとともに、激しい山津波が発生した。山津波が観光地のホテルや農家を襲い、100台以上の観光客の車が洪水に流された。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、山から流れ落ちてきた洪水は観光地のホテルや農家を経由して、駐車場に止めてあった乗用車を次々と水路に流した。動画撮影者は「赤い車が流された。もう一台が流された。全部流された。やばい、しまった」と連呼した。

(翻訳・吉原木子)