福建省南平市は28日、豪雨に見舞われ、麻陽渓の水位が警戒水位を超え、史上最高水位を更新した。

 現地メディアの報道によると、福建省南平市建陽区では28日、集中豪雨に見舞われ、麻陽渓の潭城区間の水位が10時間以内に警戒水位を越え、史上最高水位を更新したという。そのため、考亭村にある組立式ベイリー橋と浮き橋が崩壊した。崩壊の原因は、上流の木の折れた枝や流木が、橋脚に積み重なったからである。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、福建省南平市にある麻陽渓の水位が急上昇したため、考亭村のベイリー橋が極めて危険な状態にさらされている。多くの巨大な板が洪水に流され、橋の前に堆積(たいせき)している。押し寄せている洪水の波と板が、絶えず橋を叩いていた。デッキはついに洪水と板のたたきに耐えられず、橋全体が洪水に破壊され流されてしまった。多くの地元の人々が岸に集まって、橋の様子を観察していた。

(翻訳・徳永木里子)