(イメージ:YouTube Screenshot)

 11月25日、中国北西地域の甘粛省に巨大な砂嵐が襲来し、地元の気象局は砂嵐警報を発表した。翌26日、多くの都市は空気質指数(AQI)が最高値の500(最悪の状態)に到達した。

 甘粛省内の道路を走っている車から撮影した映像には、強い風が黄色い砂を巻き上げて、高さ数百メートルの「砂の壁」となって襲い掛かってくる様子が映されている。巨大な砂嵐は5分以内に町全体を覆った。

 甘粛省だけではなく、隣の青海省と寧夏回族自治区(ねいかかいぞくじちく)も砂嵐の影響を受け、空気質指数(AQI)が非常に高くなった。甘粛省から1,500キロメートル離れている北京市もこの砂嵐の影響を受け、高速道路が閉鎖された。

(翻訳・黎宜明)