(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 人種差別問題に揺れるアメリカで、最近、ある黒人男性が白人のマスクを被って、ロサンゼルス(LA)都市圏で30件以上の強盗事件を起こした疑いがあるとして逮捕された事件がありました。犯行の動機については明かされていないようです。

 米ニュースサイト「Gateway Pundit」の10日付の報道によると、カリフォルニア州LA郡イングルウッド市に住むロッキム・プロウェル( Rockim Prowell)容疑者(30~40代)は今のところ、2件の強盗罪、2件の重窃盗罪、1件の破壊行為で、起訴されています。 LA郡ビバリーヒルズ市警察署によると、同容疑者はLA都市圏で30件以上の強盗事件を起こした疑いがありました。

 FOXnews10日付によると、同容疑者は2日、車を運転中に逮捕され、そのナンバープレートも盗まれたものでした。

 白人のマスクを被って犯行に及んだため、警察の捜査は難航していたようです。警察は当時、ツイッターで、犯行現場の監視カメラの映像を添えて「白人と思われるこの男の監視カメラの映像を持っている人はいないか」と、捜査への協力に呼びかけていたことがありました。そのツイートは現在、削除されました。

 また、米CBSのLA支局が入手した警察の声明には「監視カメラの映像を見ると、この泥棒の口がいつも開いているのは不思議だった」「彼が別の家に侵入しているのを発見したとき、その理由が分かった」との記述がありました。

 拘置所の記録によると、プロウェル容疑者は警察の拘束から解放され、5月25日に裁判所に出頭する予定となっています。

(新時代Newsより転載)