台湾複数のメディア報道によると、台中事務港警察署は海岸巡防署と共同で、4月30日深夜に中国福建省からゴムボートで台湾にこぎつけた男性を発見し、国家安全法違反で送検するという。

 周という同男性は「中国の福建省からゴムボートで台湾海峡を横切った。中国で罪を犯して逃げてきたわけではなく、台湾の自由と民主に憧れていたためだ」と述べた。

 台中港事務警察署は、周さんの体温を測り、熱がないことを確認した後、国家安全法、出入国及び移民法により送検するという。

 2019年8月9日にも、中国男性(43歳)が4つのペットボトルで作られた浮き板で福建省漳州港から台湾の金門に渡った。10日に上陸してすぐ、台湾海岸巡防署のスタッフに逮捕され、送検された。

(翻訳・北条)