中国のあるネットユーザーは22日、ソーシャルフォーラムに「家のテレビが遅いと感じたので、バックグラウンドでどんなサービスがオンになっているかを確認したところ、ショックを受けた」という内容を投稿した。

 同ネットユーザーによると、システムを開けた後、チェックを入れているあるデータサービスがあったが、その機能が何のためにあるのか全くわからず、困惑したという。詳しく調べてみると、同機能は実際に自宅でインターネットに接続されているすべての機器を10分ごとにスキャンし、そのデータを指定のウェブサイトに送信していることがわかった。ホスト名、mac、ip、そしてネットワークの遅延時間まで送信し、さらに周囲の無線LANのSSID名、macアドレスを検出してパッケージ化し、gz-data .comドメインに送っているという。

 これに対し、同ネットユーザーは「つまり、家の中にどんなスマートデバイスがあるのか、携帯電話が家にあるかどうか、誰が家に来てインターネットに接続したのか、周囲の隣人のWifiの名前は何なのか、いつでもキャプチャーしてアップロードできるということだ。これは本当にスパイサービスではないのか?」とショックを受けていた。また、自宅のテレビは中国の大手テレビメーカー、創維集団(スカイワース・グループ)のもので、アンドロイドシステムを使っていることも明かした。

 上記ニュースは、インターネット上で恐怖の波を巻き起こした。

(翻訳・藍彧)