中国軍の兵士(Times Asi CC BY 2.0 via flickr)

 米軍と中国軍の睨み合いはいつ戦争が起きてもおかしくない状況になってきているようである。米軍事専門誌によると、米軍はさまざまな脅威や挑戦に対応するために、第三次世界大戦に向けた準備を進めている。

 その一方で、中国では兵役を拒否する事例が続出している。中国のメディアは先日、また一人兵役を拒否した中国人男性が処罰されたと報じた。

 今年1月より習近平氏の動員命令で兵役の義務化が始まった。専門家によると、軍事衝突の危機が高まる中、中国共産党が長年にわたって実施してきた一人っ子政策の下で、各家庭がわが子に兵役に服してほしくないことが大きな問題である。また、若者が軍に入りたがらないもう一つの理由は、中国の軍隊があまりにも腐敗しているからである。戦争が起きた場合、中国共産党当局が大量に徴兵しようとした時、中国人がどのような大きい反発を見せるかは不明瞭である。

 また、ネットユーザーは「もし本当に戦争になったら、道案内をする中国人がたくさん現れるだろう。今共産党の幹部や親族の行方を調べて、戦争が起こると、米軍を連れて、まずこれらの腐敗した幹部や権力者を逮捕すれば一石三鳥だ」とコメントした。

(翻訳・徳永木里子)