ペロシ下院議長(Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons)

 米メディアの報道によると、昨年行われた連邦下院選挙で、アイオワ州の第2選挙区、民主党の候補 Rita Hart氏はわずか6票の差で敗戦しましたが、州の認証結果に異議を唱え、民主党が多数を占める連邦下院管理委員会に再審査を求めていました。しかし3月31日、自らその要求を撤回すると発表しました。この発表を受け、対戦相手の共和党の下院候補 Mariannette Miller-Meeks氏が勝利を勝ち取りました。

 ペロシ下院議長と一部の民主党幹部は2月、下院が異議のある選挙結果を覆すことができると表明しました。憲法によれば、特別状況下では下院が最終決断を下すことができるようです。

 これについて、アイオワ州の州務長官はペロシ下院議長に書簡を送付し、選挙が法に基づいて行われ、両党の選挙委員会もその結果を承認したと主張し、「アイオワ州選挙民の意思を覆そうとするすべての企みを受け入れない」と強く反対しました。

 連邦下院で再審査することについて、共和党はもちろんのこと、民主党の一部議員も、下院が州の認定を覆すことに賛成しませんでした。

(新時代Newsより転載)