米共和党のミッチ・マコーネル上院多数党院内総務(Gage Skidmore from Peoria, AZ, United States of America, CC BY-SA 2.0, via Wikimedia Commons)

 ケンタッキー州出身の上院少数党院内総務ミッチ・マコーネル氏は、連邦議会議事堂突入事件後に度々トランプ氏を非難したことで共和党内の大きな不満と批判を引き起こした。近日、保守派メディアは彼が任期満了前に辞任する可能性を報じた。

 米メディア「ゲイトウェイ・パンディット」によると、マコーネル氏はケンタッキー州の立法機構と辞任後の政策を制定している。ケンタッキー州の立法機構はすでに、空席の上院議員の任命は民主党州知事ではなく、ケンタッキー州の共和党によって指名される法案を提出した。

 報道によると、同法案はマコーネル氏の政治遺産計画の一部である。ケンタッキー州の法律では、次回の州選挙までに州知事が臨時的に代わる議員を指名できる。マコーネル氏が制定している228号法案では、州知事の指名権を剥奪し、上院と同一政党の州執行委員会が3名の候補者リストを州知事に提供する形を取る。

 米メディア「ザ・インターセプト」によると、ケンタッキー州の共和党はすでに後任候補のリストを用意し、首位に並ぶのは州司法長官ダニエル・キャメロン氏、他の2人はそれぞれ元国際連合大使ケリー・クラフト氏と州務長官マイケル・アダムス氏である。この3人はいずれもマコーネル氏と親しい関係にある。

 今のところマコーネル氏の辞任時期は明確ではないが、当該法案が通過すれば、年内に辞任する可能性がある。

 マコーネル氏は1985年にケンタッキー州の上院議員に就任し、2020年、トランプ氏の支持を受けて再選し、彼の7回目の任期が始まった。

(翻訳・北条)