(イメージ / Pixabay CC0 1.0)

 ラジオ・フランス・アンテルナショナルとドイチェ・ヴェレの報道によると、イタリア政府の個人情報保護部門は1月22日、中国発の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に対し、2月15日までにイタリア政府の規程に即する改善を行わなければサービス停止を命じると発表した。

 イタリア政府がこの決定を下したのは、シチリア島パレルモ市に住む10歳の少女がTikTokの利用に起因する事故で亡くなったからだ。少女はTikTokで拡散されている息を長く止めるチャレンジに参加し、自分の窒息する過程をスマホで撮影している間に死亡した。

 少女は当時10歳であり、TikTokが設定する13歳という最低年齢制限を下回るにもかかわらず、TikTokは少女のアカウント登録を拒否しなかったと、イタリア政府関係者は指摘した。

 イタリア政府は、中国企業であるTikTokは未成年者の保護に真剣に取り組んでおらず、未成年者が登録の制限を簡単に回避できるようにしていると非難した。そして同社がユーザーに不透明かつ不明確な情報を与えていることや、デフォルト設定が個人のプライバシーを尊重していないと、2019年12月にTikTok社を提訴した経緯もある。

(翻訳・徳永木里子)

==看中国(Vision Times Japan)の許可を得ることなく、記事や写真、イラスト、動画等のコンテンツを複製、配布、送信、転載することはできません。==