オハイオ級巡航ミサイル原子力潜水艦ジョージア(SSGN-729)(U.S. Navy/Mass Communication Specialist 1st Class James Kimber, Public domain, via Wikimedia Commons)

 米メディア「ザ・デイリー・コーラー」によると、12月20日、イラクの米大使館付近にロケット弾8発が落下したことにより、1人が死亡し、大使館の建物も一部破壊された。ポンペオ国務長官によると、米国人はこの攻撃で負傷しなかった。

 ロケット弾攻撃の後、トランプ大統領は12月23日、ロケット弾攻撃はイラン政府によるものだとツイートし、イランに警告を発した。

 米国の情報機関は、イランがイラクの米国人に対するさらなる攻撃を計画している可能性があるとし、トランプ氏はイランに対して、もしアメリカ人が殺されたらイランの責任を問うと警告した。

 一方、米海軍は12月21日、オハイオ級巡航ミサイル原子力潜水艦ジョージア(SSGN-729)とミサイル巡洋艦2隻がホルムズ海峡を経由してペルシア湾に入ったと異例の公式発表した。

 原子力潜水艦ジョージアは米第5艦隊に所属し、154発のトマホーク対地攻撃巡航ミサイルを搭載できる。機動部隊として緊急軍事行働を支援し、いかなる脅威にも対応できる能力を備えている。

 公開資料によると、ホルムズ海峡は国際貿易活動において非常に重要な戦略的位置を有し、世界で最も忙しい水路の一つである。世界の液化天然ガスの3分の1、全世界の石油消費量の約20%がこの海峡を通過する。したがって、この海峡の海上安全は、世界経済の影响と発展に極めて重要である。

(看中国記者・成容、聞天清/翻訳・柳生和樹)

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