2020年12月18日まで、トランプ氏とバイデン氏の得票数(イメージ:看中国/Vision Times Japan)

 フロリダ州知事 バイデン勝利を受け入れず

 12月16日、フロリダ州知事ロン・デサンティス氏は、バイデン氏の勝利についてのコメントを控えた上、記者に対し「これは私のすべきことではない、フロリダ州はすでに選択した」と話した。

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 フォックスニュースの司会者であるマリア・バーティロモ氏は16日、自身の番組で「ある情報筋によると、実際にはトランプ大統領が勝利した。(今のプロセスを)止めるために州の訴訟を取り上げるかどうかは、最高裁の判断に委ねられている」と述べた。

 ホーリー上院議員、1月6日に議会で大統領選挙の結果に異議を唱える可能性あり

 ジョシュ・ホーリー米上院議員は17日朝、CBSの番組で、1月6日の米議会合同会議で大統領選挙の結果に異議を唱える可能性があると述べた。ホーリー氏は「2020年の選挙は1月6日で終了するという。 それまでの間、大統領には当然ながら法的な救済手段を追求する権利があり、(国民に)彼の話を聞いてもらう権利がある」と言った。

 議会の規則に基づき、一人の連邦下院議員と一人の上院議員が合同会議中に州の選挙人投票に共同で異議を唱えた場合、州の選挙人投票を受け入れるかどうかを決めるために、上下院でそれぞれ全体投票を行うことができる。その後、両院は2時間の議論を行い、一部の票が無効になる可能性もある。もしどちらの候補者も270票の選挙人票を獲得できなかった場合は、各州の下院議員団が投票する特別な選挙(Contingent election)が行われる。修正第12条では、下院が大統領を決め、上院が副大統領を決めることになっている。各州の代表団はそれぞれ1票を持ち、多数決で勝利する。現在、共和党は下院の州代表団の過半数を保持している。

 トランプ陣営の弁護士:1月6日に何があっても戦い続ける

 トランプ陣営のジェナ・エリス弁護士氏は12月16日、ニュースマックスTVのインタビューで、「これは党派的な問題ではなく、すべてのアメリカ人が関心を持つべきことである。そのために私たちは戦い続ける。1月6日に何があっても、私たちは戦い続ける」と語った。つまり、1月6日以降もトランプ陣営は、今年の大統領選で発生した大規模な不正との戦いを続けていくことになる。

 ジェナ・エリス弁護士は近日、新型コロナウイルスの陽性反応が出たが、現在のところ症状が出ていないという。

(翻訳・北条)