12月12日、ワシントンD.C.のトランプ大統領の支持者が「選挙反逆罪には絶対に負けない」の横断幕を持っている。(写真撮影:看中国)

 12月14日(月)、ミシガン州の共和党選挙人は、州警察に州議会のビルに入ることを阻止された。ミシガン州知事が州警察に権限を与えたという。

 ミシガン州共和党出身のデル・レンデン氏は、共和党選挙人を州議会のビルに護送しようとしたが、州警察隊は知事の指示のもと、彼らを門外に止めたとBreitbart新聞網に伝えた。

 12月14日は、次期アメリカ大統領の選択を決めるために、各州選挙人団が会議を開く期日だ。

 レンデン議員によると、すべての選挙不正疑惑が選挙結果を不透明なままにしているため、共和党も選挙人のグループを州議会に送り込み、大統領選挙の会議に参加させたという。議会の建物に入ることができなかったため、共和党の選挙人たちは、ランシングのミシガン州共和党本部で、トランプ氏に投票しなければならなかった。

 レンデン議員は、議会で4年間働いていたが、議会のビルに入るのを阻止されたことはなかったと述べた。彼女は「なぜ、現職の下院議員や上院議員が、州議会議事堂に入るのを禁止するのか想像できない」と述べた。

 ミシガン州民主党のグレッチェン・ホイットマー知事は、選挙不正はなかったと主張している。州議会の正門を塞いでレンデン下院議員や共和党の選挙人を入れないようにしていた先頭の警察官は、「知事室」からの命令で閉鎖されたと説明した。

 月曜日の午後2時、16人の民主党選挙人が州議事堂の上院議員室に集まり、ジョー・バイデン前副大統領とカリフォルニア州カマラ・ハリス上院議員に投票した。

(看中国記者・程雯/翻訳・藍彧)