ドナルド・トランプ米大統領は2020年の大統領選挙に向けた緊急演説を行った。

 12月2日午後4時40分(米東部標準時)(日本時間3日朝6時40分)、ドナルド・トランプ米大統領は2020年の大統領選挙に向けた緊急演説を行った。

 演説では、トランプ大統領は米国民に対して、米大統領選で発生した大規模な不正行為を詳細・具体的に列挙した。特にいくつかの揺れる州で発生した不正行為について、バイデン氏への数十万の不正投票と、トランプ氏への大量の投票がカウントされずに消されたことに言及した。また、「ドミニオン」を使って大規模に票を盗み取ったと批判した。

 トランプ氏は「この深刻な選挙不正は前代未聞だ」と述べた。

 2016年に当選して以来、左派は絶えず不法な手段で彼をホワイトハウスから追い出そうとし、「ロシアゲート」を含め、今やっていることはその延長線に過ぎないという。

 彼らは大量な郵便投票と不在者投票を利用して中共ウイルス(新型コロナウイルス、SARS-CoV-2)を利用し謀計を実現しようとした。「実際には、中共ウイルスは、彼らが何年も前から企んでいた計画を達成するための口実に過ぎない」。

 左派が選挙の成果を盗む目的について、トランプ大統領は 「私が求めるのは『米国第一主義』で、彼らは『米国第一主義』ではなく、権力と金が欲しいのだ」と述べた。

 トランプ大統領は、個人的な勝ち負けよりも公正であることを訴えた。「私は勝負を気にしているわけではない。公平で、真実で、合法的な選挙結果を喜んで受け入れるのだ、バイデンもそのようにすべきだ」。

 トランプ大統領は「これは私の勝負だけではなく、人々の選挙に対する信頼を再建しなければならない。私たちは選挙の誠実と信頼を再建している。私が求めるのは合法的な人が合法的なプロセスを経て、合法的な投票を行うことだ」と強調した。

 「今回の選挙不正を正さなければ米国を失うことになる!これは極めて重要である。選挙の誠実と信頼を取り戻さなければならない!」

(翻訳・藍彧)