コラム作家、時事評論家の夏小強氏(イメージ:夏小強氏のフェイスブックより)

 先日、バイデン氏が当選を公言してお祝いパーティーまで開いた後、トランプ大統領はツィッターで「なぜ彼らが当選宣言を急ぎ、メディアまで歩調を合わせたのか、事実を隠したいからだ」と投稿した。これに関し、看中国(ビジョン・タイムズ)の記者はヨーロッパ居住のコラム作家、時事評論家の夏小強氏にインタビューした。

 世界最大なフェイクニュース

 ネットでは大量な情報と証拠によって、米複数の州、郡で民主党の組織的な不正投票問題を暴いているが、米主流メディアは一切報道せず、「証拠がない」とし、バイデン氏の当選をほぼ同時に報じた。

 これに対し、夏氏は「いわゆる主流メディアが同時に報道したバイデン氏の当選は、現代における最大なフェイクニュースであり、すべてのメディアの恥である。これは未来に深刻な教訓を残すであろう」と述べた。

 夏氏は続けて、「AP通信、NBC、ABC、CNNといったいわゆる主流メディアが同時にバイデン氏の当選を報じたことには理由がある。一つは、これらのメディアが加担する米民主党左派がトランプ政権へのクーデターを起こしていることを意味する。これは重罪である。もう一つは、米上流階層の犯罪集団および関連者が逮捕されるという巨大な恐怖の下、ある種の既成事実を作り出し、民衆を誤った方向へ誘導しようとしていることが考えられる。このやり方は非常に愚かで、実際には彼らの内心の恐怖を暴露するものだ。全てクーデターに参与したメディアは民衆から貶され、関与したエリートらが法律の処罰を受けるだろう」と述べた。

 トランプ氏は大統領選の前にすでに不正選挙になることを予知

 「トランプ氏は就任後、特に大統領選の前にワシントンの政治の泥沼を一掃すると、一貫して繰り返し発信している。そのため、国家の内部における国家(Deep state)と左派が恐怖を感じた。トランプ政権は今発生しているすべてのことを予め見越していた。トランプ氏は数ヶ月前の公開スピーチにおいて、民主党が選挙において、不正投票を操作することを防ぐべきだと述べている。大統領選の前にもトランプ氏は郵便投票を止めようとした。しかし、左派と内部政府の勢力があまりにも大きく、郵便投票を止められなかった。この一連の事件の原因は民主党にあり、トランプ氏によって彼ら自身が売国罪で裁判にかけられることを止めようとしたからだ」

 民主党左派は大統領選を通して米の建国精神を崩壊させようとした

 「今回民主党左派は長期に巡らした謀計クーデターを通して、米国の建国精神をも崩壊させようとした。しかし、これはかえって、自らの罪悪を暴露した、犯罪の証拠をトランプ氏と法廷に提示したことに等しい。さらに、潜伏者と裏切り者の判別に役立ち、トランプ氏が泥沼を一掃する助けとなった」

 夏氏は最後に、今回の混乱を通して、悲観者は絶望を感じたが、彼に見えたのはバイデン氏グループの惨敗であると指摘した。「民主党左派が米国の転覆と引き換えにトランプ氏へのクーデターを発動し、その本質は中国共産党と結託し、中国共産党滅亡の時期を遅らせるためである。暗黒な邪悪勢力と手を組んだ不正だった。しかし、邪悪の企みは成功するはずがない。天が中国共産党を滅ぼす時代に、逆らうものは失敗に終わり、トランプ氏は勝利を獲得するに違いない。もっと大事なのは、この過程におけるすべての人々の選択であり、その人自身の選択がそれぞれの未来を定めているのだ」

(看中国記者・李静汝/翻訳・北条)