ウルムチ市米東区の空き地にある大型の隔離仮設病院(イメージ:ツイッター動画のスクリーンショット)

 最近、新疆ウイグル自治区ウルムチ市米東区の隔離仮設病院に関する映像がネット上で広く流れている。同仮設病院は隔離が必要な人の指定病院となっている。しかし、ネットユーザーの話によると、カシュガルからウルムチまでの汽車では、核酸検査の陰性証明を提示する必要がなく、当局の防疫措置に疑問を呈した。

 ネットユーザーが投稿した動画によると、ウルムチ市米東区の空き地に大型の隔離仮設病院を建設しており、一軒一軒のシンプルなプレハブのパネルハウスで構成されているという。隔離室は見渡す限り長々と続いた。 疫病予防スタッフは忙しそうにしている姿が見られ、今も隔離された人が住んでいることが想定される。

 カシュガルからウルムチまでの電車に乗ったネットユーザーは、ウルムチの駅では核酸検査の診断書の提示を求めず、ただ何度も登録させられたと明かした。

 つい最近までカシュガルで集団感染が発生したため、ウルムチの民衆の間でパニックを引き起こし、多くの人が列車に乗って各地に逃げている。

(翻訳・藍彧)