ジョー・バイデンとカマラ・ハリス(The Circus on SHOWTIME, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons)

 FOXニュース10月22日の報道によると、バイデン家と中国企業の貿易における米国内のメイン連絡リストには、バイデン候補の選挙同盟、現在の参議院議員カマラ・ハリスと複数名の民主党議員が含まれている。

 FOXニュースは22日に、ジョー・バイデンの兄弟ジム・バイデンからのハンター・バイデン、トニー・ボブリンスキー、ロブ・ウォーカーとジェームズ宛てのeメールを手に入れた。メールの日付は2017年5月15日で、件名は「第1段階の(米)国内連絡先/プロジェクト」で、内容は「第1段階ターゲットプロジェクトの主要な(米国)国内連絡先」のリストとなっている。

 メールに記載されている連絡先には、カリフォルニア州議会の上院議員ハリス、米上院少数党リーダーであるチャック・シューマー、ミネソタ上院議員エイミー・クロブチャー、カリフォルニア上院議員ダイアン・ファインスタイン、ニューヨーク州上院議員キルステン・ギリブランド、ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ、ニューヨーク市市長ビル・デ・ブラシオ、元バージニア州知事のテリー・マコーリフなどが含まれている。

 メールの中で言及されたプロジェクトは、バイデン家と中国共産党と関わりが深く、現在破産しているチャイナー・エナギー(CEFC、中国華信能源公司)との合弁事業である。同eメールは、元副大統領の息子ハンター・バイデンのノートパソコンやハードドライブとは、別物である。

 バイデンの選挙チームは、バイデンの税務書類と納税申告書を公表したと述べたが、これらの書類と申告書には、中国の投資に関連するコンテンツは含まれていない。バイデンの選挙チームは22日、FOXニュースへのコメントを拒否した。ハリスの事務所もコメントの要請にすぐには応じなかった。

 メールの受信者の1人であるボブリンスキーは、米海軍の元副官で、シノホークホールディングス(チャイナー・エナギーの社長葉簡明とバイデン家の合弁企業)のCEOを務めていた。

(看中国記者・理翺/翻訳・北条)