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台湾退役将校3人、スパイ容疑で政府に捜査される

中華民国海軍の儀仗兵(パブリック・ドメイン)

 台湾の台北地検特別捜査部は10月21日、台湾軍の情報を中国共産党に漏らした疑いがあるとして岳志忠・元少将、張超然・元大佐と周天慈・元大佐の3人を事情聴取した。現在のところ、3人とも逮捕されているが、張超然は検察から勾留・面会禁止の判決を受け、岳志忠と周天慈はそれぞれ15万台湾ドル(約55万円)の保釈金を支払った。

 台北の検察は、張超然、周天慈が2013年に退役した後、傅という苗字の元大佐を中国に招待し、その間に張超然が自ら同行し、中国共産党の諜報担当者と接触させた疑いがあると指摘した。

 その後、2人は2016年から2018年にかけて再び岳志忠・元少将を中国に招いた。3人は一緒に中国大陸に赴き、岳志忠はその後、周天慈から中国共産党の諜報機関に書類を渡すように委託されたとの疑惑が浮上している。王という苗字の元情報担当大佐は、2016年から2017年の間に、張と周によって中国に招かれ、共産党の諜報担当者と会談した。

 台湾検察によると、3人は台湾の情報源、情報組織及び諜報員の行動に関する情報を漏洩し、国家情報工作法違反の疑いがあるという。

 張超然はメディアに対し、自身は六四天安門事件の間に台湾の国家安全保障を守るために中国本土で活動していた台湾の「スーパースパイ」であり、中国共産党に加担していないと話した。

 台湾の検察は、張超然が中国共産党に加担する重罪を犯している疑いがあり、逃亡・共謀の可能性があるため、裁判所に拘束と面会禁止を求めた。

 台北地方検察署は10月20日、法務部調査局国家安全維護処に指示して3人の自宅に対して捜査を開始し、張、周、岳の3人から事情聴取を行った。他にも5人の目撃者が同日、事情聴取を受けた。

(翻訳・藍彧)