(イメージ:Pixabay CC0 1.0)

 市場には非常に多くのセキュリティソフトが出回っていますが、どれを選ぶか悩みところです。 最近、米コンピューター誌「PCWorld」は様々なセキュリティソフトを「操作画面の手軽さ」、「完全なアンチウイルススキャナ」、「システムリソースの消費量」という3つの観点からテストし、さらにAV Compares、AV Test、SE Labsなど第3者機関の調査結果を利用して、パソコンユーザーの参考になるセキュリティソフトのベスト4を選出しました。

 推奨された4つのセキュリティソフトのうち、無料なのはマイクロソフトのWindows 10のOS(オペレーティングシステム)に組み込まれている「Windows Defender セキュリティセンター」で、他の3つはノートン360デラックス、AVGインターネットセキュリティ、Trend Micro Maximum Securityのウイルスバスターで、有料のセキュリティソフトとなっています。

 4つのウイルス対策プログラムが選ばれた理由について

 ・最高の無料ソフト「Microsoft Windows Defender セキュリティセンター」

 Windows 10に内蔵されているマイクロソフトの「Windows Defender」は、ウイルスと脅威の防止機能が大幅に強化されており、第3者機関からも高い評価を得ています。マルウェアからの侵入を積極的に検知してブロックする機能に加えて、他の無料のセキュリティソフトにはないランサムウェアの防止機能もあります。注意すべきなのはシステムに組み込まれたランサムウエアの防止機能の最初設定がオフになっており、手動で有効にする必要があります。

 (設定方法は、「スタート」メニューから「Windowsセキュリティ」を見つけて「ウイルスと脅威の防止」をクリックし、ページを下にスクロールして「ランサムウエア防止の管理」のオプションを見つけ、オンにすると設定が完了です。)

 ・有料ソフトでベストチョイス「ノートン360デラックス」

 手頃な価格と優れた保護機能を兼ね備えています。 PC/Macコンピュータ、Android/iOS携帯電話、タブレットなど、最大5台のデバイスをサポートし、プライバシーとセキュリティのためのVPN、スパイウェアによるコンピュータのウェブカメラへの不正アクセスをブロックする機能など、便利な追加機能を提供しています。

 ・リーズナブル「AVGインターネットセキュリティ」

 基本的なウイルス対策、スパイウェア対策、マルウェア対策に加え、ハッカーを阻止するために強化されたファイアウォール、オンラインショッピングや銀行取引の保護、偽サイトを避けるためのオンライン取引決済、スパム、詐欺、フィッシングメールをブロックする機能も備えています。

 ・初心者に最適「ウイルスバスター Trend Micro Maximum Security」

 操作画面のメイン画面には4大機能アイコンを採用しており、初心者にもわかりやすく使いやすいデザインになっています。

(翻訳・玉竹)