10月4日のトランプ米大統領(ツイッター動画のスクリーンショット)

 トランプ大統領は10月20日、バー司法長官にバイデンの汚職調査を開始するよう命じた。選挙前に調査の結果を公表しなければならない。

 トランプ氏はFOXテレビの情報番組「フォックス・アンド・フレンズ」で、「司法長官に行動してもらわなければならない。彼は行動しなければならないし、すぐに行動しなければならない。これは重大な汚職であり、選挙前に公表しなければならない」と述べた。

 トランプ氏は、バイデン氏とその息子たちの権力・金銭取引への関与について、14日から報じられているニューヨークポストのスキャンダルを引用し、バー司法長官に特別調査官を任命して調査を進めるよう求めた。

 トランプ氏は「父親が副大統領になる前は仕事がなかった。父親と一緒に海外に行って、行く先々で10億ドルを手に入れたんだね」とハンターを批判した。

 トランプ氏は、バイデン自身もキックバックを得ていると指摘し、バイデン自身がその金を得ていなかったとしても、息子に中国に行って15億ドルをむしり取らせ、ウクライナで月8.3万ドルの給料を貰い、モスクワ市長の妻から350万ドルを貰ってくることは、とてもできなかっただろうと非難した。

 近日、十数名の下院共和党議員も、バー司法長官にバイデン家とバイデンの47年間の公職生活を調査する、特別検察官を任命するよう求めた。

(翻訳・北条)